赤のれん@鳥取市

鳥取でラーメンと言うと、この店は必ずと言っていいほど紹介される鳥取の名店。インターネットで調べても、鳥取はラーメンがパッとしないみたい。その点では兵庫県と同じだけど、それでも兵庫は鳥取よりもレベルが下なんですよね、まったく・・・。
JR山陰本線湖山駅を降りて徒歩5分ほどの住宅街のド真ん中。昼時には行列が出来る…とも聞いていたので覚悟していたけど午後1時を回っていたのでピークは過ぎたか行列は無し。店に入ると親父さんが一人で厨房に立ち、カウンターでは客の全員がラーメンを食べながら漫画を読んでいるか、食べ終えても黙々と漫画を読み続けてるという異様な光景が…。客は全員20歳前後の男性客。近くに鳥取大学があるのでみんな学生さんか?。
店の壁には過去に紹介された地域情報誌などのコピーが所々に貼られていて、それによれば、もともとは湯村温泉で開いていた屋台からのスタートで、平成9年に現在地の鳥取市湖山で店を開いたとのこと。
メニューは醤油、塩、味噌と揃っていて、どれも600円で大盛りは700円。すでに来ている学生客は大盛りを頼んでいる人が多いようだったが私はフツーに『塩』を注文する。スープはコッテリしていると言う話も聞いていたけど全然コッテリではない。豚骨やら野菜やらいろいろな物から取ってそうなスープは少し甘みを感じる。これは野菜から出た甘みかな?。柔らかいチャーシューは美味しい。個人的総評としては、もう二度目はないかな…。
赤のれん

ふたたび湖山駅に戻り、2両編成の快速列車で米子へ向かう。米子で伯備線普通電車に乗りかえ。次の目的地は岡山県の「新見」。岡山県鳥取県との県境に近い「生山(しょうやま)」あたりまで来ると、60センチを超える雪が積もっていた。日本海側の浜坂は積雪ゼロ、鳥取市内・米子市内は20センチ程度の雪が積もっていたがほとんど溶けかけの状態。中国山地の奥深いこのあたりは雪の量もすごかったようです。