麺飯で寸胴ラーを堪能〓

心斎橋にあるラーメンダイニングの「麺飯(めんぱん)」で、自分で作るラーメンがあるというので、早速行ってきたのです。「寸胴らー」と書いて『なべらー』と読むこのメニュー、説明書きによれば以下の通り。
それは自分達で作る『参加型らーめん』。たっぷりの野菜と達成感のある”らーめん創り”をお楽しみ下さい。モンゴル産岩塩で食べる「旬の野菜」は素材本来の味。これぞ『なべらー』 新登場!
らーめんは無限の可能性を秘めた食べ物であり、その多様性を考えた時、気の合う仲間同士や会社の同僚やカップルで、と【みんなでワイワイ作って楽しむらーめん】そんならーめんがあっても良いのでは?という考えに行き着きました。それぞれ、皆様のお好みに合うように色々な創意工夫を凝らし、皆様だけの「寸胴(なべ)らー」を創作仕上げ、納得できる味に仕上げてみてください。
我々の心をくすぐるこのメッセージに期待し、店に入る。




メニューは、【濃厚】とんこつ寸胴らー、【あっさり】醤油寸胴らー、【あっさり】モンゴル岩塩寸胴らーの3種あり、醤油寸胴らーが一人前1480円で、他は一人前1280円。我々は「醤油寸胴らー」を注文する。
テーブルにつくと、カセットコンロが出され、しばらく待つと「寸胴らー」に使う野菜や肉類・魚介類などの具材と、両手鍋に入ったスープが出てくる。
ちなみに出された具材は、三味豚スペアリブ、比内鶏の胸肉、三味豚の胸チャーシュー、
銀タラ、ほたて、サザエ。野菜類はミニアスパラガス、レタス、薄切り大根、青ネギ、ニラ、きのこ類2種、サラダホウレン草など。
スープのほうはすでに完成状態で、鍋の中でグツグツと煮込まれているのでした。
「ん〓?」
なんか我々がイメージしていたのと、ちと違う。
しばらくして、店員ねえちゃんが作り方の説明をしながら具材のスペアリブなどを鍋に入れていく。おねだりするように目茶様が「自分でやらせてぇ〓」と、店員ねえちゃんの手を止めるのでした。
とりあえず店員ねえちゃんの説明した通りにスペアリブなどの具材を入れる。野菜類はしゃぶしゃぶを食べるような感じで、スープにサーッとくぐらせて、皿に出されているモンゴル岩塩につけて食べるんだそうだ。言われるままにそうやって食べてみる。んー。フツーの鍋料理を食べている感じ・・・。野菜ばかりのしゃぶしゃぶも、なんか物足りんわな〓と思いつつ食べる我々なのでした。
野菜をある程度食べ終わり、スペアリブや鶏肉、魚介類も食べたところで麺が登場〓。麺は高加水の手もみ縮れ麺。コシがあり結構良い感じです。これが鍋の中にザザッと放り込まれ、しばらく煮込み状態。ほどよいところでミニ丼に麺とスープを入れ、お好みで刻み青ネギ、ゴマ、京都の七味屋の七味を入れてラーメンの出来上がり。(下の写真)
スープは元から作っていた醤油味のスープに、あとから入れた肉、魚介類、野菜からも味が出て複雑な味になってた。やっぱりこれは鍋料理の域やなぁーーというのが二人しての共通の意見。らーめん作りを楽しむという部類ではなかったので、ラヲタな人には何とも物足りないかと。
我々が想像してたのは、最初にトンコツ・鶏ガラなどから自分でスープを取り、生麺を茹でて作る・・・こういうのだと思ってたのねん(^_^;)